山岳経路「尾瀬」尾瀬ヶ原・三条ノ滝・逆さ燧ケ岳(2019年9月下旬)

山岳ブログを開始するにあたり、「最初の投稿は紅葉の景色が綺麗な場所にしたい!」と考えていました。

事前に調べてみたところ、2019年は全国的に紅葉が遅く、9月下旬の時点の本州はまだどこも紅葉が進んでいない状態でした。さらに調べてみたところ、尾瀬の草紅葉が綺麗になってきたという情報をGETしましたので、今回の山旅は尾瀬に決定。

10月の北アルプス登山への身体慣らしも兼ねて、テント装備一式を背負った二泊三日の山旅に行ってきました!

スポンサーリンク
スポンサーリンク

登山日誌 一覧

1日目:尾瀬戸倉~見晴

登山日誌「尾瀬」1日目:尾瀬ヶ原~見晴(2019年9月下旬)草紅葉に彩られた湿原
2019年の9/25(水)~9/27(金)に2泊3日の日程で尾瀬ヶ原を中心にトレッキングした際の1日目の登山レポートです。 初日は尾瀬戸倉からバスで尾瀬入りし、鳩待峠から山ノ鼻に出た後、尾瀬ヶ原をまっすぐ見晴まで歩いた感じの行...

2日目:見晴~三条ノ滝~山ノ鼻

登山日誌「尾瀬」2日目:見晴周辺の早朝(2019年9月下旬)朝霧の尾瀬ヶ原
2019年の9/25(水)~9/27(金)に2泊3日の日程で尾瀬ヶ原を中心にトレッキングした際の2日目の早朝の尾瀬ヶ原のレポートです。 今回の目的の一つとしていた早朝の尾瀬ヶ原ですが、朝霧に包まれて幻想的な雰囲気でした・・・!...
登山日誌「尾瀬」2日目:見晴~三条ノ滝(2019年9月下旬)
2019年の9/25(水)~9/27(金)に2泊3日の日程で尾瀬ヶ原を中心にトレッキングしてきました! 本記事は2日目に「見晴」から「三条ノ滝」へ往復した際の登山レポートとなります。 「三条ノ滝」へ行くためには険しい山道...

「尾瀬」2日目:見晴~東電小屋~山ノ鼻(2019年9月下旬)絶景の逆さ燧ケ岳

 ※近日公開

3日目:山ノ鼻~尾瀬戸倉

「尾瀬」3日目:山ノ鼻~尾瀬戸倉(2019年9月下旬)美しいモルゲンロートの至仏山

 ※近日公開

 

一望百歩 一覧

「一望百歩」とは、登山中に約100歩(30mぐらい)歩くごとに360°のVR写真を1枚ずつ撮影することで、サイト閲覧時に「百歩歩くごとに一望する」イメージになるような撮影方式を意図しています。(詳細説明

1日目:尾瀬戸倉~見晴

No 行程 イメージ
1 「尾瀬」尾瀬戸倉~鳩待峠
2 「尾瀬」鳩待峠~山ノ鼻
3 「尾瀬」山ノ鼻~牛首分岐
4 「尾瀬」牛首分岐~竜宮十字路
5 「尾瀬」竜宮十字路~見晴
6 「尾瀬」見晴 [夕方]

2日目:見晴~三条ノ滝~山ノ鼻

No 行程 イメージ
7 「尾瀬」見晴~竜宮尻 [早朝]
8 「尾瀬」竜宮尻~見晴 [早朝]
9 「尾瀬」見晴~三条ノ滝
10 「尾瀬」三条ノ滝~見晴
11 「尾瀬」見晴~東電小屋
12 「尾瀬」東電小屋~牛首分岐
13 「尾瀬」牛首分岐~山ノ鼻

3日目:山ノ鼻~尾瀬戸倉

No 行程 イメージ
14 「尾瀬」山ノ鼻~牛首分岐 [早朝]
15 「尾瀬」山ノ鼻~鳩待峠

 

ルート情報

ルート概要

行程 日付 ルート
1日目 9/25 (水) 尾瀬戸倉~鳩待峠~山ノ鼻~牛首分岐~竜宮~尾瀬ヶ原~見晴(テント泊)
2日目 9/26 (木) 見晴~三条ノ滝~見晴~東電小屋~牛首分岐~山ノ鼻(テント泊)
3日目 9/27 (金) 山ノ鼻~尾瀬戸倉

※引用:「見晴」に設置してあった尾瀬周辺図

行程

1日目:9/25 (水)

  • 「尾瀬戸倉」から「鳩待峠」へバスで移動
  • 「鳩待峠」から「山ノ鼻」へ移動
  • 「山ノ鼻」から「竜宮」経由で「尾瀬ヶ原」を通過して「見晴」へ移動。
  • 「燧小屋」へキャンプ場の申し込みを行い、テント設営
  • 「見晴」周辺の夕日を撮影

2日目:9/26 (水)

  • 「見晴」周辺の朝日を撮影
  • 「見晴」から「三条ノ滝」を見た後、「見晴」に一旦戻り、テントを撤収
  • 「見晴」から「東電小屋」経由で「尾瀬ヶ原」を通過して「山ノ鼻」へ移動
  • 「至仏山荘」へキャンプ場の申し込みを行い、テント設営

3日目:9/27 (水)

  • 「山ノ鼻」周辺の朝日を撮影
  • 「山ノ鼻」から「鳩待峠」へ移動
  • 「鳩待峠」から「尾瀬戸倉」へバスで移動

主目的

今回は下記を目的としていましたので、至仏山や燧ケ岳の登頂は目指しませんでした。

  • テントを背負った登山への身体慣らし
  • 尾瀬の草紅葉
  • 尾瀬の朝日と夕日

3日間とも晴れの予報でしたので、今まで何度も尾瀬には行きましたが、まだ見たことがなかった尾瀬の朝日と夕日を見ることが大きな目的でした。

 

アクセス、山域情報

アクセス

登山起点となる「尾瀬戸倉」へのアクセスは下記サイトを参考にしてみてください。

山域情報

尾瀬は国立公園ということもあり、交通機関はもちろん、各種設備もしっかりしています。

広大な湿原には様々な植物が植生していますので、春、夏、秋、冬のどの季節に訪れても素晴らしい景色を見ることができると思います。

尾瀬ヶ原の散策するだけなら運動靴程度の軽装で十分ですので、家族で気軽に来れるのも魅力の一つです。

また、日本百名山である「至仏山」や「燧ケ岳」への登山口にもなっていますので、多くの人が訪れる観光地&登山基地となっています。

 

一般的な登山ルートの紹介

今回、私はやや変則的な二泊三日の登山ルートで行ってきましたが、尾瀬周辺の登山や散策は日帰りや一泊二日で行くのが一般的みたいです。

一般的な登山ルートについて簡単にご紹介します。

日帰りルート

「尾瀬戸倉」からバスで「鳩待峠」へ向かうところまでは一緒ですが、「尾瀬ヶ原」を「山ノ鼻」から「牛首分岐」まで散策したら、そこで帰るコースが日帰りコースとして一般的です。(バスツアーとかもだいたいこのルート)

  • 尾瀬戸倉~鳩待峠~山ノ鼻~牛首分岐~山ノ鼻~鳩待峠~尾瀬戸倉

一泊二日ルート

「尾瀬ヶ原」内の小屋に宿泊(あるいはテント泊)して翌日に帰るコースが一泊二日ルートとしてよく使われるようです。どの山小屋に宿泊するかで登山ルートも変わってきます。

なお、キャンプ場については「山ノ鼻」か「見晴」にしかありませんので注意が必要です。(どちらも800円)

「山ノ鼻」宿泊

  • 1日目:尾瀬戸倉~鳩待峠~山ノ鼻~牛首分岐~山ノ鼻(宿泊)
    • 至仏山荘などのいくつかの山小屋の他、キャンプ場もあります。
  • 2日目
    • 山ノ鼻~至仏山 山頂~鳩待峠~尾瀬戸倉
    • 山ノ鼻~尾瀬ヶ原散策~山ノ鼻~鳩待峠~尾瀬戸倉

「竜宮」宿泊

  • 1日目:尾瀬戸倉~鳩待峠~山ノ鼻~牛首分岐~竜宮(宿泊)
    • 竜宮小屋が宿泊地となります。
  • 2日目
    • 竜宮~ヨッピ吊り橋~牛首分岐~山ノ鼻~鳩待峠~尾瀬戸倉
    • 竜宮~牛首分岐~山ノ鼻~鳩待峠~尾瀬戸倉

「見晴」宿泊

  • 1日目:尾瀬戸倉~鳩待峠~山ノ鼻~牛首分岐~竜宮~見晴(宿泊)
    • 弥四郎小屋、燧小屋などのいくつかの山小屋の他、キャンプ場もあります。
  • 2日目:
    • 見晴~竜宮~牛首分岐~山ノ鼻~鳩待峠~尾瀬戸倉
    • 見晴~東電小屋~ヨッピ吊り橋~牛首分岐~山ノ鼻~鳩待峠~尾瀬戸倉
    • 見晴~三条ノ滝~東電小屋~牛首分岐~山ノ鼻~鳩待峠~尾瀬戸倉(健脚コース)

「東電小屋」宿泊

  • 1日目:尾瀬戸倉~鳩待峠~山ノ鼻~牛首分岐~ヨッピ吊り橋~東電小屋(宿泊)
    • 東電小屋が宿泊地となります。
  • 2日目:
    • 東電小屋~ヨッピ吊り橋~牛首分岐~山ノ鼻~鳩待峠~尾瀬戸倉
    • 東電小屋~見晴~竜宮~牛首分岐~山ノ鼻~鳩待峠~尾瀬戸倉
    • 東電小屋~三条ノ滝~東電小屋~牛首分岐~山ノ鼻~鳩待峠~尾瀬戸倉(健脚コース)

 

まとめ

タイトル画像は今回のベストショット「逆さ燧ケ岳」にしています。

体力的な自信がまだ持てない中でのテントを背負った登山でしたが、普段から1日4kmの散歩を心掛けていたのが良かったのか、特に問題なく歩き通すことができました。これならば、これからピークを迎える北アルプスや東北などの山々にも十分、登りに行くことができそうです。

当初の見通しでは「まだ紅葉は早いかな~」と思いながら出かけた尾瀬でしたが、いざ現地へ入ってみれば素晴らしい草紅葉でした・・・!

「尾瀬ヶ原」はとても広大ですし、場所ごとに微妙に植生が違うため、紅葉具合も違っていて、歩を進めるごとに新しい景色に出会うことができました。また、黄金に輝く草紅葉越しに観た逆さ燧ケ岳や、モルゲンロートに染まる至仏山など、当初の予定にはなかった景色も観れて大満足の山旅になりました!

わっしょいわっしょい!

コメント

タイトルとURLをコピーしました